因幡堂(京都市下京区因幡堂町・平等寺)は浄瑠璃の発祥の地ともいわれており、室町時代から猿楽が奉納上演されてきました。江戸時代には因幡堂芝居と呼ばれる歌舞伎も上演されてきました。また、「因幡堂」「鬼瓦」「仏師」「六地蔵」「金津(金津地蔵)」といった狂言の曲目の舞台でもあり、因幡堂と狂言の浅からぬ関係はよく知られています。しかし、明治時代初期に狂言が上演されたのを最後に、演劇、芸能などの奉納は途絶えてしまいました。因幡堂の芸能文化との関りは記録には多く残されておりますが、因幡堂で行われる行事としては長らく消滅したままでした。
そうした経緯で歴史から消滅してしまっていた因幡堂狂言ですが、去る平成15年(2003年)5月5日に一度だけ、因幡堂開山千年法要に際して因幡堂で狂言を上演したところ、大盛況のうちに公演を終えることができました。そしてその後、因幡堂狂言を今後も続けてほしいとの声が全国の狂言ファンから多く上がりました。これを受けて 2007年、再び因幡堂狂言を復活させることとなりました。平等寺(因幡堂)住職の大釜諦順が音頭を取り、名古屋女子大学の林教授がサポートして因幡堂狂言会が発足、因幡堂狂言は現代に復活したのです。
因幡堂狂言会
- 事務局所在地
- 京都市下京区 松原通烏丸東入 因幡堂町728
平等寺 因幡堂(因幡薬師)内 - 電話番号
- 075-351-7724(平等寺内)
- 地図
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